『御曹司に恋はムズすぎる』で初共演 永瀬廉×山下美月にとっての“運命的な出会い”とは?
King & Princeの永瀬廉が主演を務め、山下美月がヒロイン役を演じる連続ドラマ『御曹司に恋はムズすぎる』が、1月7日よりカンテレ・フジテレビ系「火ドラ★イレブン」枠で放送される。 【写真】“御曹司”に扮した永瀬廉 『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)、『ユニコーンに乗って』(TBS系)などを手がけた脚本家・大北はるかによるオリジナルストーリーとなる本作は、大手アパレルメーカーを舞台に、自由奔放な御曹司と、真面目なド庶民女子という価値観が真逆の2人が織りなすロマンティックコメディーだ。 大北とは、ドラマ『東京タワー』(テレビ朝日系)以来のタッグとなる永瀬が「どんなジャンルのラブストーリーでも一番いい形にしてくれる」と語る本作。天堂昴役の永瀬と花倉まどか役の山下にインタビューを行い、作品の魅力や2人が果たした“運命的な出会い”について語ってもらった。 ――『東京タワー』以来のタッグとなる大北さんならではだと感じたストーリーの魅力があれば教えてください。 永瀬廉(以下、永瀬):『東京タワー』は深みのある大人のラブストーリーで、台本の一つひとつの言葉が詩的で小説を読んでいるかのような感覚があったのを覚えています。対して今回は、ラブコメ要素が強い内容でしたが、2人のやり取りの雰囲気づくりをはじめとした言葉選びがとても素敵で。どんなジャンルのラブストーリーでも一番いい形にしてくれるなと改めて感じました。しかも、昴は普段の僕をイメージして作ってくださったキャラクターとお伺いしたので、ので、大北さんは僕のことこう思っているのか……と(笑)。僕をイメージしたキャラクターだからこその難しさはあると思うし、そこをどう表現していくかに注目してほしいですね。 山下美月(以下、山下):大北さんの作品はいくつか拝見していて、出演するのは今回が初めてでした。前から唯一無二の世界観を持っていらっしゃる方というイメージがあります。今作も現代には珍しいタイプのラブコメで、毎話展開がドタバタ変わっていくところも飽きなくて面白い。それと、台本の中にキャラクターの設定がしっかりと書かれているところに、役の特徴とかを捉えやすいよう作ってくださっているな、と愛を感じました。 ――ご自身が演じる役についてはどのような印象を持たれましたか? 永瀬:服が大好きというところは自分自身ともリンクしてます。 僕を誇張したら昴になるというか、方向性は一緒ですよね(笑)。無茶苦茶な部分や、おバカな部分もありますが、一つひとつの言動には愛おしさも感じます。おそらく昴は自覚なしでやってるから、天性の人を惹きつけさせる力を持ってると思う。あと、仕事においてやると決めたらちゃんと自分の納得いくところまでやり遂げる男らしいところも好きです。根は素直でいいやつなんだなっていうのはすごく感じます。 ――逆に自分とは違うなという部分は? 永瀬:結構似てるんですよね(笑)。ただ、自己愛に関しては昴ほどではないと思うので、そこは違う部分かな。 ――山下さんは? 山下:私が演じるまどかは仕事一筋なキャラクターですが、私も仕事のためだったら「何でもします!」みたいなタイプなので、その堅さというか、不器用さにすごく共感できます。お仕事以外の部分だと、節約に気を使っているところもちょっと似ているのかもしれません。私も割と節約が好きで、自炊をしたり、暮らしの工夫を楽しむタイプなので、家庭菜園までしているまどかを尊敬しています。 ――昴とまどかは同じアパレルメーカーに勤めることになります。それぞれの個性が詰まった「衣装」の注目ポイントを教えてください。 永瀬:昴は有名アパレルメーカーの御曹司ということで、とにかく衣装が素敵なんです。衣装合わせのときも、僕好みの衣装が30着ぐらいずらーっと並んでいて、テンション上がっちゃいました。今回の衣装は人と被らないゴージャスな雰囲気なものが多いのと、僕自身も好きなビッグシルエットを多めに取り入れているのが特徴です。 山下:昴のようにお金持ちではありませんが、まどかなりに毎日いろんな服を着回しているのがポイントです。同じトップスでも、違うボトムスと合わせて靴や小物を入れて、雰囲気の違うコーディネートに見せたり、ビジュアル面でも、気分で髪型を変えたりと、頭からつま先までちゃんと考えているんです。ブランドイメージもすごく大事にしていて、朝から時間をかけて準備をしていく子だと思っているので、私自身もヘアメイクさんと細かくご相談させていただきながら、ネイルの色などもこだわっています。 ――お会いするのは現時点で2回目ということですが(インタビュー時点)、今のお互いの印象について教えてください。 永瀬:しっかり者というイメージでしたが、プロ意識が高いなと今日思いました。 山下:プロ意識ですか? 永瀬:僕は取材とかもリラックスしながら受けてしまうタイプなので、体勢とかも気を抜いちゃうときがあるんですけど、(山下さんは)姿勢がずっと綺麗なんです。 山下:ありがとうございます(笑)。(永瀬さんは)クールなイメージが強くて、あんまり喋らない方なのかなと思っていたのですが、すごく気さくな方だったので驚きました。みんなへ気軽に話しかけていて、気遣いもすごくできる方だなと感じました。