ホーネッツを支える先発フォワードのブリッジズ[写真]=Getty Images

　1月25日（現地時間24日）のダラス・マーベリックス戦を制し、7連勝でウェスタン・カンファレンスの5位に上昇しているフェニックス・サンズ。成績が安定しない日々を送っていた今シーズン、徐々にチームは上昇気流に乗りつつある。 【動画】ブリッジズが今季序盤に披露した30得点超のダブルダブル！ 　日本時間2月9日午前5時に設定されているトレードデッドラインに向け、各チームが市場に目を向けており、サンズはシャーロット・ホーネッツのマイルズ・ブリッジズに興味を示しているという。『azcentral.』のデュアン・ランキン記者が伝えた。 　家庭内暴力などの不祥事で昨シーズンは出場できず、今シーズンから競技へ復帰したブリッジズ。離脱前と同じくスターターの一角を務め、1試合平均20.8得点7.1リバウンド2.9アシストの活躍でホーネッツをけん引している。 　同記者によると、サンズのほかにデトロイト・ピストンズ、ユタ・ジャズもブリッジズに関心があるという。ホーネッツはトレードでドラフト指名権の獲得を狙っているようで、ケビン・デュラントやブラッドリー・ビールのトレードで大量の指名権を失ったサンズにとっては、少し難しい交渉になるかもしれない。 　こうした背景もあってか、サンズはブリッジズだけでなくほか10名以上の選手もチェックしている模様。サンズを率いるフランク・ボーゲルHC（ヘッドコーチ）はトレードについて「今いるメンバーに集中している。このメンバーなら快勝できると思う。トレードのことはジェームズ・ジョーンズGM（ゼネラルマネージャー）に任せておくよ」と、チームの育成に注力する姿勢を示した。 　ブリッジズは今シーズン終了後にフリーエージェントとなり、大型契約の締結を望んでいることから、キャップスペースに余裕のないサンズが保持し続けることは困難になるだろう。“ビッグ3”のそろい踏みで勝負をかけるサンズは、優勝に向けてどのような人材を補強するだろうか。