ウルトラマンを和楽器で 20日発売のCDに森田梅泉さんが笛で参加【長野県】
新旧ウルトラマンシリーズの主題歌、防衛チームのテーマなどを和楽器の演奏家が奏でるCD「ウルトラマン THE 和・楽・器」が20日、日本コロムビアから発売された。篠笛の演奏は長野県天龍村出身の笛奏者、森田梅泉さんが担当している。 海外でも人気が高い和楽器を使い、誰も聴いたことがない強力なアンサンブルを―というコンセプトで企画し、和太鼓と三味線、篠笛、尺八の奏者7人を選考。森田さんは能管と木の実の笛、「隕石の笛」も演奏した。 ウルトラQの主題歌から平成に放送されたウルトラマンネクサスの挿入歌まで、新旧11曲を収録。「ウルトラマンの歌」「ウルトラセブンの歌」などの定番曲を伝統的な音色で奏でている。 7人のメンバーによる演奏活動は続ける計画で、森田さんは地元からの出演依頼にも応じる考え。 発売日の20日は、森田さんが梅泉を襲名してちょうど10周年の日。新しいユニットでの活動開始と重なり、誓いを新たにしている。 森田さんは「斬新で和楽器の魅力がたっぷりの演奏は、聴くとすぐに元気になれる。新年度を迎える皆さまにぜひ聴いていただき、機会があれば南信州にも呼んでもらえたら」と話している。 CDは税込み3300円。