中日、強硬策失敗でチャンス活かせず…その裏にある理由を高木氏「1番の岡林が当たってないというところ」
◆ 「この辺が立浪監督の悩むところなんですよ」 中日がヤクルトに逆転負け。これで3連敗となり、借金も今季最多の7まで膨らんだ。初回はヤクルト先発・山野太一から福永裕基と細川成也のアベックホームランで幸先よく3点を先制。中日先発の小笠原慎之介も雨の中5回まで1失点と好投していたが、6回に3安打に死球も絡み2失点で同点に追いつかれる。7回には回をまたいだ藤嶋健人が二死三塁のピンチを迎えると、村上宗隆のショートゴロをクリスチャン・ロドリゲスが痛恨のトンネル。この1点が決勝点となり、3-4で悔しい敗戦を喫した。 15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、中日の8回の攻撃にフォーカスした。 まずMCを務めた高木豊氏は「先頭打者がフォアボールを取って、代打に高橋周平。 送りに来なかったね」と強硬策を選択し、結果的に併殺でチャンスが潰れた場面を振り返り「その1つの理由に、1番の岡林(勇希)が当たってないというところなんですよ。打率.182の得点圏打率が、1割ないというところで」と説明。 続けて「ここらで1番を変えてみるのも手じゃないかな」と提案すると、解説として出演した谷沢健一氏は「この辺が立浪監督の悩むところなんですよ。だから若林をスタメンからちょっと外したり、またスタメン使ったりとね色々迷いがある。こんなはずではないというね」と最多安打も獲得した実力者への期待が指揮官の迷いの元を解説。だた「もちろん出塁率も悪いしね。そういう意味ではこの位置にいる理由が、攻撃陣の打てない理由がこれにもありますよね」と切り込み隊長役を果たせていない1番打者の不調を憂いでいた。 この日のヤクルトの決勝点は、先頭のフォアボールから送りバントでチャンスを広げてからの得点だっただけに、余計に中日とのコントラストが明確になってしまったゲームだった。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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