当時「中免」で乗れた唯一の4気筒モデル!? ホンダ「CB400FOUR-I」が1/12スケールで新登場
運転免許制度に翻弄された若者を救った(か?)
プラモデルやトイホビーなどの老舗玩具メーカー「アオシマ(青島文化教材社)」は、「SKYNET(スカイネット)」ブランドのラインナップにホンダ「CB400FOUR-I」(1976年発売)の1/12スケールの模型(完成品・全3色)を追加し、2025年5月に発売予定です。 【画像】「カッコよすぎ!」全3色「1/12 完成品バイク Honda CB400FOUR」を画像で見る(11枚)
ホンダの初代「CB400FOUR」は1974年に新登場し、空冷4ストローク直列4気筒SOHC2バルブエンジンを搭載して低く短めのハンドルバーを装備する、当時の「カフェレーサー」を意識したネイキッドモデルですが、ホンダでは「6速ミッションを装備したロングツーリング車」と謳ってリリースしました。 初代モデルは排気量が408ccとなっており、1975年に施行された運転免許制度改正(「中型限定自動二輪」いわゆる「中免」が新設された)後、ホンダは1976年に排気量398ccのエンジンを搭載した新製品として2代目となる「CB400FOUR」をリリースしました。 なお、当時はユーザーが好みで選べるよう、ハンドル形状が異なる2タイプが用意され、幅と高さが狭く低いタイプが「I型」(セミフラット)、逆に広く高いタイプが「II型」(スタンダード)となっていました。 アオシマが完全新金型で再現する新製品は、セミフラット・ハンドルを装備する「CB400FOUR-I」です。 4本のエキゾーストパイプを綺麗に並べて1本のマフラーに集合させた「4 into 1」の排気システムや、スリムでレーサールックの前後に長い燃料タンク形状、メッキ処理されたスチール製の前後フェンダー、フロントのディスクブレーキ、ワイヤースポークホイールなど、初代から継承された特徴的なスタイリングが、1/12スケールで再現されています。
カラーバリエーションは「ライトルビーレッド」、「パラキートイエロー」、「バーニッシュブルー」の3種類ですが、1976年当時のラインナップに「バーニッシュブルー」は無く、初代モデルのカラーパターンを再現したものとなっています。 ステアリングとリアサスペンションは可動し、フレームや燃料タンクにはダイキャスト製を採用することで重量感と質感を持たせ、価格(消費税10%込み)はそれぞれ4620円です。 ■製品仕様 価格:4620円(税込) 発売:2025年5月予定 ブランド:スカイネット シリーズ:完成品バイク(塗装済み) スケール:1/12 サイズ:全長約173mm 本体素材:ダイキャスト、ABS、PS タイヤ素材:TPR 付属:ディスプレイ台座 ※バーニッシュブルーはカラーパターンのみの再現となります ※本田技研工業(株)監修中 ※画像は試作品です。実際の商品とは異なる場合があります
バイクのニュース編集部