侍ジャパン・井上温大が開幕戦で六回途中5安打2失点8Kの好投 打線は相手の隙突き4回まで毎回得点
ラグザス「第3回WBSCプレミア12」1次リーグB組(13日、日本―オーストラリア、バンテリンD)侍ジャパンのプレミア12開幕戦となったオーストラリア戦に先発した井上温大投手(23)=巨人=が5回0/3を投げ70球、5安打2失点、8奪三振の好投を見せた。 一回は全米ドラフト全体1位指名のバザナに中前打を許し、2死三塁のピンチを背負ったが無失点で切り抜けた。二回は3者凡退で三回もバザナから空振り三振を奪うなど相手打線を寄せ付けなかった。六回は先頭のボヤルスキーに中越え本塁打を浴び、続くバザナに右前打を許し降板。2番手の横山(ロッテ)がマウンドに上がった。 打線は一回に先頭の桑原将志外野手(31)=DeNA=が四球で出塁し、続く小園海斗内野手(24)=広島=が中前打で一、三塁と好機。3番の辰己涼介外野手(27)=楽天=が左翼深くへの犠飛で先制した。辰己は「独特の国際大会の雰囲気で先制点が取れてよかったです」とコメント。二回には1死満塁から小園の一ゴロの間に三走が生還、三回にも1死一、三塁から相手バッテリーミスで三走が生還。四回にも1死二、三塁から遊ゴロ失策で2得点を挙げた。