笠原友希が鮮やかな左ハイキックで韓国人王者に逆転KO勝ちも「まだまだ」と反省の弁【SB】
シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)がK-COMBATライト級王者のソン・ジェミン(韓国)が対戦した。試合は笠原が2Rに左ハイキックでKO勝ちを収めた。 1R、ともにサウスポー。ジェミンは右ジャブ、左ロー。笠原も左ロー。笠原の左ローにジェミンが左ストレートを合わせると、笠原がスリップダウン。笠原も右ジャブから左ロー。ジェミンは素早い出入りから左ロー。笠原の入り際にジェミンが左フックを巻き込むようにカウンターで合わせてダウンを奪う。なおも前に出るジェミン。ジェミンの右ジャブがヒット。笠原は左ハイを空振りもそのままの勢いで右バックブローをヒット。
2R、組み付くジェミンに笠原はヒザ蹴り。笠原は圧をかけるがジェミンは多彩な蹴り技、ヒザで翻弄。笠原は圧をかけてワンツー。そしてコーナーに詰めるとジェミンの左ストレートを出したところに狙いすました左ハイキック。これがジェミンの首筋に炸裂し、ジェミンはもんどりうってダウン。なんとか立ち上がろうとするも立ち上がれず、笠原のKO勝ちとなった。 笠原は試合後のマイクで「今日は何もさせず自分の試合を見せようと思っていたんですが、まだまだでした。練習して強くなってくるのでまたよろしくお願いします」とKO勝ちにも反省の弁だった。