【DeNA】京田陽太がFA行使せず残留 シーズン中から交渉 リーグ優勝に貢献したい思いで決断
DeNA京田陽太内野手(30)が、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することが12日、分かった。22年オフに中日からトレード移籍。昨季は前年を大幅に上回る93試合に出場し、今季は101試合でさらに出場数が増加した。シーズン中から球団と残留交渉を重ねた中、DeNAでレギュラー奪取を目指し、リーグ優勝に貢献したい思いで決断した。 【一覧】セ・リーグFA有資格選手の動向 球団への感謝の思いが、大きなウエートを占めた。中日時代の1年目に新人王を獲得。2年目には全試合に出場し、順調にプロの階段を上がったが、6年目は43試合の出場に終わって、砂田とのトレードでDeNAに移籍した。常々、京田は「ベイスターズに拾っていただいて、今があるので、感謝しかないです」と話しており、その思いを結果で恩返しする。