「気持ちいい！」と水遊びを楽しむ利用者（市民プールで）

　お盆休みの期間中、山陽小野田市中川5丁目の市民プールや埴生の季節体験農場「花の海」は多くの市民らでにぎわい、猛暑もなんのそのと、子どもたちの歓声に包まれている。 　 　【市民プール】午前9時のオープンと同時に浮輪を手にした家族連れらが入場。照り付ける太陽の下で水を掛け合い、50㍍プールではオリンピックさながらに水しぶきを上げて競っていた。25㍍プール、水深10～50㌢の幼児プールもあり、幅広い世代が楽しんでいる。 　 　広島県呉市から実家のある山陽小野田市に帰省中の西靖子さんは長女の千尋さん（小学1年）、次女の紗奈子ちゃん（年少）と共に16日の朝一番に訪れた。千尋さんは「水が冷たくて気持ちがいい。宇部の常盤公園にも昆虫展を見に行く」と夏休みを満喫していた。 　 　同プールは連日500～700人が利用。夏休みに入って間もない7月21日には1069人が訪れた。31日までで、利用時間は午前9時～正午、午後1～4時、5～7時の入れ替え制。料金は大人110円、4歳以上中学生以下50円、3歳以下無料。毎週水曜は休み。 　 　【花の海】さまざまな花や食事、動物の餌やり体験が楽しめるため、大勢が詰め掛けている。 　 　100万本が咲き誇ったヒマワリのハイブリッドサンフラワー種は終わったが、ふれあい動物広場前のヒメヒマワリはまだかわいい花を付けている。もふもふ感が人気のコキア畑でも記念写真を撮る光景が見られる。 　 　子どもたちが熱中しているのがウサギやヤギの餌やり。備え付けの餌を購入し、金網越しに葉っぱを食べさせている。新しくオープンしたカブトムシ小屋でも歓声が上がっている。 　 　下関市秋根新町から母親、子ども2人と3世代で訪れた上野遥佳さんは「ここはドライブがてらに訪れる。季節ごとにいろんな花を楽しめるのが魅力」と話した。 　 　営業時間は午前9時半～午後5時。無休。