マンU、“有望株”16歳チド・オビ・マルティンと加入合意! アーセナル下部組織時代はリヴァプール戦で10ゴールを記録
マンチェスター・ユナイテッドが、アーセナルの下部組織を退団したU-17デンマーク代表FWチド・オビ・マルティンと加入合意に達したようだ。4日、イギリスメディア『スカイ』が伝えている。 2007年11月29日生まれのチド・オビは現在16歳。母国デンマークを離れて14歳でアーセナルのアカデミーに入団すると、15歳にしてU-18チームに昇格し、初出場となった2023年9月のサウサンプトンU-18との一戦でいきなりハットトリックを記録した。翌月には早くもU-21チームに昇格するなど驚異的な成長を続け、同年11月初旬にはトップチームのトレーニングにも招集されている。 国内で最も期待を集める若手の1人であるチド・オビ・マルティンだが、そんなストライカーが一躍脚光を浴びたのが昨年11月に行われたリバプールU-16との試合だ。アーセナルU-16の一員として出場した同選手は10ゴールを挙げ、14-3の大勝に貢献。U-18チームのジャック・ウィルシャー監督も、「彼は並外れた選手だ」と絶賛し、将来的なトップチーム昇格は既定路線と思われていた。 しかし、チド・オビ・マルティンは先月に自身のインスタグラムで突如としてアーセナル退団を発表。移籍市場に精通するイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏は、マンチェスター・ユナイテッドとの合意を伝えていたが、バイエルンやチェルシー、ドルトムントなどの関心が報じられるなか、今回正式に“赤い悪魔”との契約が決まったという。 果たして今シーズン中のトップチームデビューはあるのだろうか。
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