井上尚弥が元トップアマのラミドと実戦トレ開始「素晴らしい内容」大橋会長
プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が20日から元トップアマのジャフェスリー・ラミド(24=米国)とスパーリングを開始したと21日、大橋ジムから発表された。12月24日、東京・有明アリーナでIBF、WBO世界同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦に備えて招へいしたもの。スパーリング内容について所属ジムの大橋秀行会長(59)は「素晴らしい内容です」と評価した。 【写真】激しいスパーリングを行う井上尚弥 18年に元3団体統一ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の合宿に招待され、スパーリング相手となったテクニシャンとなる。井上も19年から継続して練習パートナーとして呼んでいる実力派で、WBC世界バンタム級王者中谷潤人(26=M・T)とも米国でスパーリングしている間柄だ。23年7月のスティーブン・フルトン(米国)戦前にも井上のスパーリング相手としてサポート。昨年4月には元IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑と対戦して判定勝利。同10月には当時のWBOアジア・パシフィック同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)に挑戦したが、1回TKO負けを喫していた。 現在、井上のもとには、WBO世界スーパーバンタム級12位セバスティアン・エルナンデス(24)、WBO世界フェザー級11位ブランドン・レオン(26=ともにメキシコ)が練習パートナーとして来日している。