【オリックス】パ王者の意地…3タテだけは食らいません 新人・古田島成龍がプロ初勝利
◆日本生命セ・パ交流戦 広島2―8オリックス(30日・マツダスタジアム) オリックスが連敗を4で止め、負ければ今季初だった同一カード3連戦3連敗を免れた。2点を追う7回に福田の適時打で1点を返し、1死満塁で太田が逆転の2点打。2回に相手の先制点につながる失策をしていただけに「チームに迷惑をかけていたし、何とかしたい気持ちだけです」と声を弾ませた。さらに相手の失策や押し出し四球で、5得点のビッグイニング。鮮やかな逆転勝ちを決めた。 先発した高卒2年目右腕の斎藤は「とにかく目の前の打者を抑えることに集中して投げました」と、5回を2失点と上々。2番手で6回の1イニングを抑えた新人・古田島がプロ初勝利を挙げた。北海道―埼玉―広島と続いたビジターはすべて1勝2敗と負け越したが、31日から本拠地・京セラドーム大阪で中日と3連戦。まだ7つある借金を、一つずつ返していく。
報知新聞社