日本の女子プロレスに魅了された1人のアメリカ人が叶えた大いなる夢!ロサンゼルス発の女子プロレス『KITSUNE』が日本初上陸!
29日、東京都・新木場1stRINGにてKITSUNE女子プロレス『First Show in Japan!~KONNICHIWA!~』が開催された。 正式名称『Kitsune Women's Japanese Wrestling』は今年10月22日にロサンゼルスで誕生した女子プロレスのプロモーション。 近年、女子プロレスは日本発のサブカルチャーとして世界で人気が高まっており、今年9月には日本のコミック風のキャラクターたちが多数登場するプロレス団体としてSukebanが誕生。日本の女子選手が海外で試合をする機会も年々増加している。 KITSUNEを旗揚げしたエリック・ハワード(Eric Howard)さんは、親の影響で物心付く前からプロレスに触れて育った筋金入りのプロレスファン。2016年に初来日してスターダムを観戦したことで日本の女子プロレスの虜になり、我闘雲舞との関わりを経て“業界人”へ転身。 「日本の女子プロレスという文化を世界に伝えなければならない」という使命を感じたエリックさんは、ポッドキャストで日本の女子選手の英語インタビューを世界に向けて発信する活動を続けていたが、さらに世界へ響かせるために自身の団体を作ることを決意。長与千種の協力を得ることに成功し、今年10月22日に“アメリカ生まれの日本の女子プロレス団体”であるKITSUNEが誕生した。 第1回大会ではシングル王座であるKITSUNE世界王座をウナギ・サヤカが戴冠したことで話題を呼び、第2回大会となる今大会で悲願の初来日。アメリカで生まれたプロモーションが日本に逆輸入された形だ。 大会オープニングでリングに立ったエリックさんは、「私はプロレスが大好きです。毎年日本に来ます。この大会は私にとって本当に特別なものです。日本で大会ができて本当に信じられない。この団体は半分日本の団体、半分アメリカの団体です。皆さん、応援のやり方はアメリカみたいに大きい声でお願いします。そしてエネルギーと愛を届けて大きい声で応援してください!」と熱い想いが伝わる挨拶。 その後、エリックさんは本部席で心底楽しそうに試合を見守っていたが、松本浩代と中島安里紗が場外乱闘にエリックさんを巻き込んで大暴れ。2人にチョップを要求されたエリックさんは優しい優しい一撃を打ち込んで大興奮の様子だった。
【関連記事】
- 【試合詳細】ロサンゼルス生まれの“日本の女子プロレス”KITSUNEが日本初上陸!1人のアメリカ人が夢を叶えた奇跡の大会に場内は大熱狂!
- 【インタビュー】ブル中野がニューヨークで生まれた謎の女子団体『SUKEBAN』を語る!「世界で最も才能のある選手を揃えている」
- 世界一の女子プロレス団体『スターダム』に36歳の若き新社長が就任!“選手ファースト”を掲げる新体制で行われる大改革の内容とは?
- 7万人規模のアメコミ映画の祭典に『アクトリング』が参戦決定!忍者ショーにもアクトレスガールズが出演!
- 立憲民主党議員の『アンチのプロレス芸』発言にプロレス界が激怒!「職業差別」「プロレスラーやプロレスファンを侮辱してる」と大炎上!