高学歴インテリvs.高卒叩き上げ…!日本維新の会代表選で「仁義なき戦い」が勃発中!
英・独・仏の3ヵ国語を使いこなすあの秀才が激怒
日本維新の会の代表選が12月1日に実施される。衆院選で、改選前の44議席から38議席と6議席減らした「惨敗」を受けての対応だ。 【画像】石破自民の大惨敗を予言していた「まさかの写真」 党内では馬場伸幸代表の責任を問う声が公然と上がっていた。口火を切ったのは、参議院会長の浅田均氏だ。10月30日に開かれた国会議員団の役員会で、馬場氏に向かって「惨敗の責任を取って辞意を」と迫った。 さらに参院幹事長の猪瀬直樹氏も自身の「X」(旧ツイッター)で〈代表の即辞任、そうでないと代表選がいつになるかわからない〉と投稿。在阪の維新関係者が語る。 「浅田さんといえば、京都大学から米・スタンフォード大に留学し、経済協力開発機構(OECD)パリ本部で勤務していました。英・独・仏の3ヵ国語を使いこなす秀才です。また猪瀬さんは大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した大御所作家。 一方の馬場さんや、馬場さんを支える国対委員長の遠藤敬さんは高校卒業後、飲食業界に従事して成り上がった苦労人。一部ではインテリvs.叩き上げと言われています」
次期代表候補に名前があがった「意外なあの人」
維新の中堅議員曰く、一連の「馬場おろし」は元維新代表の橋下徹氏の意向が大きいという。 「橋下さんは、与党議員と頻繁に会食を重ねてきた馬場さんを『飲み食い政治』と当てこすり、辞任を促した。浅田さんもこれに同調しました。橋下さんも早稲田卒、元弁護士のインテリですね」 次期代表は誰なのか。多くの維新議員が「吉村洋文氏一択」と口を揃えるが、ここに来て元国民民主党の前原誠司氏の名前が挙がり始めている。 「仲が良い馬場さんが後任に推すのではないかと言われています。前原さんと言えば京大卒のエリートですが、中学2年のときに父親が自殺し、母子家庭で育った苦労人。馬場さんともケミストリーが合う」(維新関係者) 維新の「お家騒動」は収まりそうにない。 「週刊現代」2024年11月16日・11月23日合併号より
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