光の波間に「恋する灯台」 色とりどり、幻想的に 旭・飯岡灯台 【師走スケッチ2024】
旭市の飯岡灯台で観光イベント「恋するライトアップ」が始まった。海の波をイメージしたイルミネーションや色とりどりのライトが暗闇を彩り、幻想的な雰囲気を醸し出している。 「恋する灯台」に認定された同灯台の知名度アップや冬場の観光振興にと市が取り組み、今年で6回目。太平洋を望むロケーションに合わせ、高さ9・8メートルの灯台前に光の波が広がり、灯台を5色に変化するライトが照らす。今回は小さなハート形を地面に映し出すタイミングもあるという。 灯台のある刑部岬一帯は「日本の夕陽百選」「日本夜景百選」などにも選ばれた屈指のビュースポット。開催初日の1日は晴れて、富士山のシルエットや日没後のオレンジ色の空を多くの来訪者が眺めた。 「景色と合わせてライトアップを楽しんでほしい。ハートの光もぜひ見つけてみて」と市の担当者。灯台隣の飯岡刑部岬展望館もライトアップしている。 開催は来年2月28日まで、午後4時半~9時。