ジョージア州の高校で銃乱射 警察14歳容疑者の身柄を拘束
ウィンダー、ジョージア州、9月5日 (AP) ― 米南部ジョージア州の高校で9月4日、在学中の14歳の少年が銃を発砲し4人を殺害した。授業中だった教室では、生徒が椅子や机でドアにバリケードを作り、教室の後方でデスクの下に隠れていたという。 事件があったのは、アトランタから車で1時間ほどのウィンダーにあるアパラチー高校で、生徒2人と教師2人が死亡。少なくとも生徒8人と教師1人が負傷し、最寄りの病院に搬送された。 ジョージア州捜査局によると、銃声がした数分後に少年は2人の警備員に投降、身柄を拘束された。少年は成人として殺人罪だ刑事訴追される。 州捜査局によると、少年は2023年5月、オンラインで不特定の学校で銃撃を予告しており、連邦捜査局(FBI)の事情聴取を受けたことがあるという。 FBIからの連絡を受けた地元保安官事務所は、当時13歳だった少年とその父親から事情聴取を行った。家には猟銃はあったが、少年は監視なしで猟銃に触れることはなかったという。また、少年はネット上での脅迫も否定した。 保安官事務所は学校に連絡したが、少年が特に問題を起こすようなことはなかったという。 捜査関係者は、銃の入手経路やどうやって校内に持ち込んだのかなどを調べている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)