村田選手が初本塁打 プロ野球・西武2軍公式戦 三重・松阪出身
DeNA3連戦に先発出場
三重県松阪市下村町出身のプロ野球パ・リーグ西武ライオンズの村田怜音内野手(22)=県立相可高校、皇學館大出身=が27日、カーミニークフィールド(西武第二球場)で行われたイースタン・リーグのDeNA2軍との試合に「6番・三塁手で出場し、2回に〝プロ1号〟となる公式戦初本塁打を放った。 公式戦初安打を放った22日の楽天2軍戦以来のスタメンとなった27日、初打席の2回、2ボールからの3球目の147キロの高めの直球を振り抜くと、外野手も追うのをやめる完璧な当たりで、左中間のスコアボードを越える特大弾。グラウンドを悠然と回り、生還するとベンチの選手たちとハイタッチを交わして初本塁打を喜んだ。 試合後のインタビューで「感触としてはほぼ完璧でした」と満足した様子だった。 6回にも安打を放ち、この日は3打数2安打1打点。チームは7―4で勝利した。 DeNAとの3連戦はいずれも三塁手として、28日は5番で先発出場し4打数1安打。29日は7番で先発し3打席凡退したが、打率は4割3分8厘と存在感を示している。