スーツケース選びに終止符。パッキングしやすく、軽い力で転がせる
さて、GWのバタバタも終わり、新生活のいろいろも落ち着きはじめたところで旅行シーズンの到来ですね。スウェーデンのブランド Thule(スーリ)の展示会にお邪魔して、気になった大型スーツケースをピックアップしてみました。 【全画像をみる】スーツケース選びに終止符。パッキングしやすく、軽い力で転がせる
持ち運ぶのが楽しくなるスタイリッシュなスカンジナビアデザイン
ボクが気になったのは、ラゲッジコレクション「Thule Subterra 2(スーリー サブテラ ツー)」です。 シンプルすぎるスカンジナビアデザインが、ビジネススタイルはもちろんのこと、ちょっとした温泉旅行などのカジュアルジャーニーにもピッタリ。 しかし、ボクの推しはミニマリズムを極めたデザインだけではありません。68cmの高さで空港での受託手荷物サイズのスーツケースながら、65Lの容量で重量4.25kgという軽さ、そして静かに回転するスピナーホイールが驚きのストレスフリーな移動を実現しています。 伸縮するキャリーハンドルには、Vチューブ・テクノロジーという技術を採用し、ハンドルのガタつきを低減させつつ、押す力がしっかりと伝わるような設計に。 実際、移動がとてもスムーズなんです。
スマートで多機能、そして考えられた使い勝手の良さ
内部には、スペースを最大限に活用するコンプレッションストラップと取り外し可能なコンプレッションパネルが付属し、衣類を圧縮したり、アイテムを定位置に固定するなど、スペースを最大化するために使用可能で、しかもコンプレッションパネルは、バッグインバッグにもなるスリングバッグ(ななめ掛けバッグ)としても使用できます。 そして、前面パネル内には折りたたみ式の仕切り板を装備し、靴など他の衣類とアイテムを分けたい必要があるときや、整理整頓したいときに、調整することも。さらに前面にある大型ポケットが内部へのクイックアクセスポケットとなっていて、簡単にアイテムを出し入れできるのもうれしいですね。 耐久性の高いポリカーボネート成形のバックパネルによって衝撃を吸収するデザインで、生地には防水加工が施され、雨や雪から収納物を守ります。 サイドには手持ち用のハンドル、底部には、持ち手が装備され、車のトランクや電車の網棚への持ち上げも楽チン。ジップには、南京錠などのワイヤーロックを通せる設計でセキュリティもしっかり。バッグを識別するIDカード用スロットも装備。 ともかく、その考え抜かれた整理収納機能、考えるに考えられた使い勝手の良さが素晴らしいスーツケース。 これひとつで世界へと旅立ちたいと思ったのはボクだけでしょうか。 Photo: カネコヒデシ
カネコヒデシ(BonVoyage)