中島健人主演『知らないカノジョ』主題歌はmiletの書き下ろし曲 最新予告映像も公開
三木孝浩監督最新作『知らないカノジョ』の最新予告映像とポスタービジュアルが公開された。 【動画】映画『知らないカノジョ』最新予告映像 中島健人が主演を務め、miletが映画初出演を果たす本作。公開された映像は、神林リク(中島)と前園ミナミ(milet)がお互いに一目惚れして結婚するも、ある朝突然“世界が変わる”までがテンポよく描写されている。 人気小説家となったリクと歌手の夢を諦めたミナミの仲睦まじい日常の様子や、ウェディング姿の幸せいっぱいな様子も映し出されるが、リクは突如ふたりが出会ってもいない世界に放り出されてしまう。その世界で彼は文芸誌のイチ編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍するミナミの姿と曲があふれていた。 “大スターとイチ編集者”という関係に変わってしまったことに気づき戸惑うリクは、もうひとつの世界でも親友の梶原(桐谷健太)の助けを借りて、彼女と再び出会い、愛し合えば“もとの世界”に戻れると信じ全てを取り戻すために奔走する。 ミナミを失った世界で、彼女を大切にできていなかった自らを改めて省みるリクだったが、この世界でのミナミの公私のパートナーである音楽プロデューサー・田所(眞島秀和)からの「彼女に必要なのは君じゃない、二度と顔を見せるな」という痛烈なひと言がさらに追い打ちをかける。リクは、ミナミとの幸せな日常を取り戻すことができるのか――。 予告映像をエモーショナルに彩るのは、ミナミが歌う「I still」。劇中ライブシーンで未発表曲として歌唱する同曲はmiletが書き下ろした主題歌だ。運命的な出会いから、すれ違い、失敗しながらも本当の愛に気づいていくリクに「ここにいるよ。」と呼びかける楽曲は、常にリクとミナミの人生に寄り添い、ふたりの愛の行方を左右する重要なアイテムでもあり続ける。 主題歌について中島は、「miletさんが、作品をしっかり読み込んで書かれた大切な楽曲だったので、僕も撮影に臨むにあたって常にこのmiletさんが作った言葉とメロディーを自分の心に纏うようにして撮影期間を過ごすようにしていました。勇気と愛情というものをとても感じることができたし、対面してお芝居をするうえでも、楽曲を聴いた時に思わず心が揺さぶられて(撮影の)最初の頃から涙する1歩手前までいってしまうくらい音の引力を持つ方だなと思いました」と絶賛。 miletは、「台本を読んで1番最初にできた曲でもあり、この作品に対する私の素直な気持ちが表れた曲です。リクとミナミがどんな世界に行っても、心のどこかで繋がっているものがあるからこそ、このような曲が生まれたんだと思います。歌っていても今までのmiletにはなかったような、ミナミと一緒に作った曲になったなと思います」と楽曲に込めた想いを語る。 さらに「(映画の)余韻をこの曲に任せられるといいなと思って作ったので、三木監督に“この曲しか考えられない!”と言っていただいた時はすごく嬉しかったです」と三木監督からの太鼓判があったことも明かした。