ヘタフェ戦に臨むチャビ「土曜の試合開催は理にかなっていない。日曜か月曜に開催すべきだったが言い訳はしないよ」 | ラ・リーガ
24日のラ・リーガ第26節、バルセロナはホームのモンジュイックにヘタフェを迎える。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、アグレシッブなプレーを見せるホセ・ボルダラス監督率いるチームに対して、警戒感を表している。 「ホームでプレーする私たちはファンを必要としている。ヘタフェのような素晴らしいチームを相手にすれば、彼らの愛情が必要なんだ」 「ヘタフェは守備的なチームではない。DFラインをとても高く設定して前線からプレスを仕掛け、メトロポリターノのような難しいピッチから勝ち点を持ち帰っている。ラ・リーガのタイトルを獲得するためには、重要な勝ち点3がかかっている試合だ」 「ボルダラスが率いるチームについては、私はそのアグレッシブさを好んでいる。彼らは守備的なのではなく、アグレシッブなんだ。そのハイプレスをうまく回避しなければならない。ヘタフェはとてもダイレクトなフットボールを実践して結果を収めている。私はボルダラスのことを称賛するよ」 首位レアル・マドリードと勝ち点8差、2位ジローナと勝ち点2差で3位につけるバルセロナ。チャビ監督は逆転優勝をあきらめていない。 「数字が可能と言っている限りは戦い続ける。前節、私たちはレアル・マドリーとの勝ち点差を2、ジローナとの差を3縮めた。難しい状況とはいえ、自分たちにタオルを投げる考えはないよ」 21日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、アウェーでのナポリ戦(1-1)に臨んだバルセロナは、中2日でこのヘタフェ戦に取り組むことになる。チャビ監督は明日の試合が25日か26日に開催されるべきだったとの見解を示した。 「私が思うにこの試合は日曜か月曜に行われるべきだったろう。ただ、これは言い訳ではない。私たちは勝ち点3獲得を目指して戦うよ」 「開催日時は理にかなっていない。しかし言い訳にすることはないよ。日曜か月曜に開催されるべきだったろうがね」 その一方で、公式ここ4試合5得点とFWロベルト・レヴァンドフスキが調子を上げている理由については、チーム全体のパフォーマンスが上向いているためと説明している。 「彼の数字が良くなっているのはチームが改善された影響だ。チームは良くなっているし、より多くのチャンスを生み出せるようになっている。より規律立った攻撃と守備を見せられており、それが全員にとってプラスに働いているんだよ」 「全員のポジショニングが改善され、全員がより激しくプレーできている。だから彼の調子も上向いているんだ」 今季限りでバルセロナ指揮官の座を降りるチャビ監督は、誰が自身の後任なるべきかを問われて、次のように返答している。 「分からないよ。それはデコが決めるべきだ。しかし、バルセロナのDNAの継続性は持たなければならない」
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