大学生×オリーブ組合×フク醤油 ドレッシングを共同開発
福井県立大学創造農学科4年の大塚麗華さん(22)と福井市の三里浜オリーブ生産組合、フク醤油(しょうゆ)が共同開発した「三里浜ドレッシング」のお披露目会が1日、同市で開かれた。大塚さんが2年の頃、農業インターンシップで同組合に訪れたのがきっかけとなって生まれた商品だ。 大塚さんは農業インターンシップの中で、遊休農地解消に向け2500本のオリーブが栽培されていることを知り、「オリーブや地場産物を使って地域を盛り上げたい」と商品開発を発案。昨年から試作を重ねてきた。 ドレッシングは、オリーブに加え、地場産のミディトマトやラッキョウなどを使う。大塚さんは「地域の野菜も一緒に食べてもらえる」と期待を膨らませる。同組合の村嶋哲郎組合長は「オリーブに着目してもらったおかげで加工品の種類が増えた」と喜ぶ。 120ミリリットル入りで1本680円(税別)。
日本農業新聞