Nothingが東京で見せた“本気”!おサイフ対応「Phone(2a)」に続いて音質を極めたイヤホンを発表
Nothing Technologyが4月18日、東京で新製品発表会を開催しました。同社はロンドンに拠点を置く新興のデジタル機器メーカーで、2020年10月に設立。これまでに斬新なデザインのワイヤレスイヤホンとスマートフォンをリリースし、世界で販路を拡大中。 【製品の詳細画像を見る】 3月に発売された最新スマートフォン「Phone(2a)」は、初めてFeliCa(おサイフケータイ)を搭載したことでも注目を集めています。 Nothingが日本で発表会をするのは初めて。しかも、発表されたのはグローバル向けに初披露される製品。CEOのカール・ペイ氏が来日し、今月から日本オフィスを開設したことも発表され、日本市場への “本気” を示しました。 新たに発表された製品はワイヤレスイヤホン2モデル。高性能を謳う「ear」と、新しいデザインを採用した廉価版の「ear(a)」です。
■音質が高く評価されたear(2)をさらに進化させた「ear」
earは、従来の「ear(1)」「ear(2)」のデザインを継承し、音質を極めたモデル。11mmのセラミック製ダイナミックドライバーを搭載し、振動板の動作を向上させることで低音の深みを増したとのこと。また、イヤホン内の空気の流れを改善し、音の歪みを低減。音質の良さが評価された前モデル ear(2)以上のクリアな音質を実現しています。 アクティブノイズキャンセリングは最大45dBのノイズ除去を実現し、周囲の環境に合わせる「アダプティブ」設定も可能。LDACとLHDCに対応し、ハイレゾ相当の高音質を聴くこともできます。専用アプリで自分に合う音をカスタマイズできる 「パーソナルサウンドファイル」は、ear(2)から引き続き搭載。連続再生時間はケース込みで最大40.5時間。価格は2万2800円。すでに予約が開始され、4月22日以降の出荷が予定されています。
■お手頃価格の「ear(a)」には鮮やかなイエローが登場!
ear(a)は、earの廉価版という位置付けですが、決してロースペックではなく、仕様の多くはearと共通しています。11mmのダイナミックドライバー(ただしセラミック製ではない)を搭載し、最大45dBのアクティブノイズキャンセリングは、周囲の環境に合わせる「アダプティブ」設定も可能。LDACにも対応し、ハイレゾ相当の高音質で聴くこともできます。なお、ear(a)はパーソナルサウンドファイル、LHDCに非対応。ワイヤレス充電にも対応していません。 Ear(a)はカプセルから着想したという新しいデザインを採用。初めてイエローも登場しました。連続再生時間はケース込みで最大42.5時間。価格は1万4800円で、4月22日以降の出荷が予定されています。