体動かす楽しさ実感 西岐波中でレノファの糸原選手と新体力テスト【宇部】
西岐波中(中村好弘校長)で10日、サッカーJ2レノファ山口のGK糸原紘史郎選手を招いての新体力テストが行われ、2年生167人が現役のプロサッカー選手との交流に刺激を受けながら、体を動かす楽しさを実感した。 レノファと明治安田生命が連携して取り組んでいる県の「プロスポーツチームとの連携による体力向上推進事業」の一環で、児童・生徒の体力向上や運動習慣の定着を目指している。 体育館で反復横跳びと立ち幅跳びを行い、糸原選手が実演、ミズノスポーツサービスの立石星士さんが解説を担当した。生徒たちは糸原選手の高い身体能力に驚きながらも、おのおのが全力で取り組んだ。 左右の握力測定と上体起こしでは、糸原選手に希望者が挑戦し、記録を競った。糸原選手がすべての種目で勝利すると、歓声と拍手が起きていた。 会場の一角には、血管年齢を測定できるブースも設けられ、行列ができていた。 糸原選手は「一緒に体を動かすうちに、みんなとの距離が縮まり、最後は対戦形式で白熱して良かった」と語った。 碇公佑君は「サッカー部なので、現役のプロ選手と一緒に運動できてうれしかった。反復横跳びや立ち幅跳びはいつもより良い記録が出た」と喜んでいた。