イ・ソンギュンさんの捜査情報を流出した疑い…捜査官への拘束令状が棄却
麻薬投薬の疑いで捜査中に亡くなったイ・ソンギュンさんの捜査情報を、最初に流出させた疑惑が持たれている検察捜査官の拘束令状が棄却された。 水原(スウォン)地裁ソン・チョル令状担当部長判事は5日、業務上秘密漏洩の疑いが持たれている、仁川(インチョン)地検の捜査官B氏に対する事前拘束令状を棄却した。 ソン・チョル部長判事はこの日、B氏に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を進行した後、「被疑者が嫌疑事実を概ね認め、逃走の懸念および証拠隠滅の恐れがない」とし「重要な証拠も忠実に収集された」と棄却の理由を明らかにした。 B氏は、今後も不拘束の状態で警察の調査を受ける予定だ。 B氏はイ・ソンギュンさんの麻薬疑惑に関する警察内偵情報を、知り合いの京畿(キョンギ)地域の日刊紙に提供した疑いが持たれている。 この地方紙は昨年10月、「トップスターL氏、麻薬疑惑で内偵中」という記事を単独で報じた。 その後、イ・ソンギュンさんは非公開召喚を要求したにもかかわらず、警察は受け入れず、3回にわたってフォトラインに立たせた事実が知られ、捜査情報の流出に対する非難の声が寄せられた。 イ・ソンギュンさんは3度目の召喚調査が終わった後、昨年12月27日にソウル鍾路(チョンノ)区にある公園近くで亡くなった状態で発見された。
ナム・ヘヨン