広島・森下暢仁が「イマキュレートイニング」を達成
(セ・リーグ、広島-阪神、11回戦、2日、マツダ)〝マツダの鬼〟ぶりを発揮した。セ・リーグを代表する投手同士が激突。広島・森下が阪神・才木と投げ合った。 【写真】マツダスタジアムでドタバタハプニング! ボールがいっぱい!? 「水曜日でも、火曜日でも一緒。(ローテ再編で6連戦の初戦に変わるからと言って)特に変わることはない」 6月24日の投手指名練習でそう語っていた右腕は前回登板の25日のヤクルト戦(マツダ)は91球のマダックス(9回以上投げ100球以内の完封)を達成した。試合前時点で今季本拠地では5勝1敗。28イニング連続無失点中でこの日も貫禄の投球を見せた。 一回は近本、中野、森下を三者凡退に抑えた。二回は先頭・大山に左前打を許したが、後続を料理。三回は三者凡退に打ち取り、阪神打線に隙を与えなかった。 0─0の四回には2死から大山に四球、さらに前川には左翼線打を浴び一、三塁を招いたが、佐藤輝をカットボールで遊ゴロに仕留めた。五回には梅野、小幡、才木を三者連続で3球三振。マダックスの次は「イマキュレートイニング」(1イニング3者連続3球三振)を達成した。(柏村翔)