未成年3人を買春 被告(37)が起訴内容を一部否認 地裁佐世保支部で初公判
3人の10代女性を相手に買春したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われた長崎市長浦町、農業手伝い、男性被告(37)の初公判が16日、長崎地裁佐世保支部(柴田寿宏裁判長)であり、男性被告は起訴内容をおおむね認めたものの、一部では事実と異なると主張した。 検察側は冒頭陳述で、スマートフォンのチャットアプリや、交流サイト(SNS)のインスタグラムで少女たちとやりとりをして知り合い、買春をしてスマートフォンで性行為の写真や動画を撮影したと述べた。 起訴状によると、男性被告は昨年8~10月、本県と福岡県の3人の未成年女性に対して現金を渡し性交に及んだ。さらに、買春時の様子を撮影した動画を拡散すると女性たちを脅して性行為をした。 同被告は平戸署などから計4回逮捕されている。