勤務時間中にジム通い 松山市が総合公園職員を懲戒免職(愛媛)
松山市は27日、勤務時間中に無断で頻繁に職場を離脱し、市内の民間スポーツジムに通っていたとして、市街地整備課総合公園分室の男性作業主任(55)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。 市によると、8月末ごろに匿名の情報提供を受けて調査し判明した。離脱は、分室に配属された2021年4月から24年11月上旬までの約4年間で計633回、658時間36分に上る。離脱中に発生した給与は約176万8千円。市は全額返還を求め、本人も返還を約束しているという。 作業主任は除草や清掃など公園内の維持管理業務を担当。昼休み前に個人所有のバイクで抜け出していた。分室には17人が勤務しているが、単独での業務も多く、管理職や同僚の目が届きにくい状況だった。
愛媛新聞社