青森りんごの搾りかすが、風合いのいい樹脂シートに変身
青森りんごの搾りかすが万能シートに転生。 野菜も果物も可食部を切り取ったらあとはポイですよね。でも、食べられない部分にも利用価値があったりします。 【全画像をみる】青森りんごの搾りかすが、風合いのいい樹脂シートに変身 肥料やダシではなく、意外にもプラスティック素材の代替品にもなりえるんです。
廃棄りんごがカードケースやポーチに
株式会社KOMORUとデザイナー2人組のM&Tによるコラボで生まれた「Adam」は、青森りんごの搾りかすとポリ塩化ビニールで作る透明のシート。 芯、皮、ヘタ、種まで再利用し、搾りかすが透けて見えるのを風合いという持ち味にしています。 この投稿をInstagramで見る Adam(@adam_aomori_official)がシェアした投稿 薄さは0.6mmかそれ以上。耐水性と耐傷性があり、現在は生地幅96cm・長さ10cmで800円のシートの販売。および6,820円のカードケースと、8,800円のショルダーポーチが購入できるようになっています。
さすが知識の木の実
これまでキノコで作った合皮などがありましたが、結構いろんなものからプラ代替品ができるもんなんですね。 りんごは旧約聖書でいうと「知識の木の実」。この技術でもっといろんなことができそうです。 この投稿をInstagramで見る Adam(@adam_aomori_official)がシェアした投稿 Source: Instagram, M&T, 株式会社KOMORU, Sozai Center, Adam via AXIS Web Magazine
岡本玄介