【男性の育休取得率が過去最高】5年前の約3倍に増加 街のお父さんからは「会社は男性育休の推奨がない」「仕事が忙しかったので取らず」という声も
MBSニュース
大手住宅メーカーの調査で、男性の育休取得率が過去最高となりました。 9月19日を「育休を考える日」として、毎年男性の家事や育児の実態を公表している「積水ハウス」。 全国約1万人の男女にインターネットでアンケート調査をした結果、5年前の9.6%と比べて今年は男性の育休取得率が27.3%と約3倍になりました。調査を始めてから過去最高だということです。 また、積水ハウスでは2018年から、子どもが生まれた男性社員に1か月以上の育休を取るように勧めています。実際に育休を取った男性社員は、男性も育休を取ることの大切さを話しました。 (育休を取得した社員 槻並省吾さん)「半年でできることって赤ちゃんは変わっていくじゃないですか。そこを見逃さずに一緒に(育児が)できることは休みや家庭での時間を持つことが大事だと思います」 “男性の育休”について街ゆくお父さんはどう考えているのでしょうか? 「(Q育休は取った?)仕事が忙しかったので取らずに」 「1番大きいのは会社で取る人があんまりいないから。会社は男性育休の推奨がないのでそういう空気じゃない」 たとえ育休を取れなくても、休みの日は育児に積極的にしているというお父さんも。 「自分がやったら作るのも買い物行くのも大変やし、きょうもずっとご飯何作ろうかなと考えている。ちょっと前の世代みたいに家帰って奥さんが全部やってくれるみたいな、あんまりいないですね、僕の周りに。休みの日は作ってる人が多いです」
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