東京五輪出場の警察官が指導 県警察学校で体験イベント【岩手・盛岡市】
IAT岩手朝日テレビ
警察官を目指す若者を増やそうと岩手県警が、射撃などの訓練を体験できるイベントを盛岡市で開きました。 指導したのは、現役警察官のオリンピック選手です。 体験会には、高校生や大学生が参加し、3年前の東京オリンピックでライフル射撃競技に出場した佐々木千鶴巡査部長から射撃を教わりました。 通常、警察学校では、拳銃で訓練をしますが、今回は、ビームピストルという光線銃が使われ、参加者たちは、緊張しながらも5メートル先の標的を慎重に狙っていました。 警察官採用試験の受験者は、2015年度530人、昨年度254人と年々減少傾向にあって、県警は、試験の回数を年2回に増やすことやこうした体験会を通じて人材確保につなげたいとしています。