日向坂46 四期生、けやき坂46時代の“思い出の地”日本武道館での3DAYS公演を完遂「夢が叶いました!」
日向坂46四期生による単独ライブが8月27~29日の3日間にわたり、日本武道館にて開催された。 【写真】エネルギッシュな歌とダンスを披露した「四期生ライブ」ライブ【36点】 2022年9月に日向坂46に加入し、まもなく2年が経とうとしている四期生。このタイミングで実現した四期生ライブの会場に選ばれた日本武道館は、前身グループのけやき坂46にとって大きなターニングポイントとなった公演を行った思い出深い場所であり、今後グループの未来を牽引していくことになる四期生にとっても非常に重要なライブとなった。 四期生11人で挑む公演としては、昨年11~12月に実施された「新参者 in TOKYU KABUKICHO TOWER」以来約9ヶ月ぶりのこと。初日、2日目と着実に熱量を高めてきた彼女たちは、最終日公演でも過去2日をはるかに上回る圧巻のパフォーマンスでおひさま(日向坂46ファン)を魅了した。 正源司陽子&藤嶌果歩による影アナに続いて、空色のペンライトで埋め尽くされた武道館に『Overture』が鳴り響くと、会場のボルテージは一気に加速する。これに続いて、石塚瑶季を筆頭にメンバーがひとりずつ登場して、各々の個性を活かしたソロダンスを披露。このパートだけでも、四期生がこの約2年で大きな成長を遂げたことが十分に伝わる。 一人ひとり色合いの異なる青基調の『青春の馬』衣装を身にまとった11人が勢揃いすると、『どうして雨だと言ったんだろう?』からライブは本格的にスタート。ステージの随所に散りばめられたLEDスクリーンと照明が激しい光を放つ中、正源司を中心に据えた編成で情熱的なパフォーマンスを繰り広げる。 続く『月と星が踊るMidnight』では小西夏菜実がセンターに立ち、ドラマチックさが際立つダンスとミラーボールの光が相まって会場を幻想的な世界へと誘う。 そして、清水理央がセンターを務める『⻘春の馬』で会場の空気がガラリと変わり、研修生時代から踊り続けてきたこの曲をクライマックスと言わんばかりの熱量で表現していく。曲中には長尺のダンスパートが追加されたことでこの楽曲が持つエモーショナルさが強調され、かつ個々の技術や表現力が今も成長し続けていることも随所から確認することができた。 最初のMCでは平岡海月を中心に進行。石塚が「今日はどうしてもやりたいことがあって。ここって東京じゃないですか。私、11人の中で唯一東京出身なんです」と言うと、彼女の「ただいま!」におひさまが「おかえり!」と返したり、小西の「絶対にいいライブで終わらせたいんで、声出しの練習をしていいですか? みんな、大きい声出せますか? もっと!」という呼びかけに対して会場中に大歓声が響き渡る場面もあった。