【京都新聞杯】アドマイヤテラさらなる高みへ 淀で初重賞タイトル奪取なるか 指揮官「距離は長ければ長い方が」
「京都新聞杯・G2」(5月4日、京都) さらなる高みを目指すべく、アドマイヤテラが重賞初制覇へ突き進む。デビューからここまで3戦は1、1、4着。初戦は好位から外を差し切ると、2戦目は後方から早めに動いて押し切るという全く違う競馬でデビュー2連勝を飾った。 前走の若葉Sは4着に敗れたが、内有利の流れで大外枠。外を回らされ、いかにも展開不向きだった。友道師は「実戦に行って思っている以上に良かったです。それが調教でも動けるようになってきているので徐々に成長しているなと思います。前走後は放牧に出して、だいぶ良くなってきていますよ」と確かな手応えを感じている。 1週前追い切りでは栗東CWでヨーホーレイク(6歳オープン)と併せて7F98秒2-37秒8-11秒3をマーク。師は「しっかりしてきて動けるようになってきました。気性的にも前向きさが出てきて調教でも時計が出るようになってきています」と納得の表情だ。 デビューから全て2000メートルで、今回は1F延長。指揮官は「距離はあってもいいと思います。長ければ長い方が」と不安はない。レースセンスがあり、長くいい脚を使えるだけに実績のある京都で重賞タイトルをつかみ取る。