生徒の性的画像を授業用アプリで送信した中学教諭を免職 本人は「生徒がなりすました」と否定
大阪府教育庁は２７日、授業支援用アプリで生徒の性的画像を送るなど私的なやりとりをしたとして、交野市立中学校の男性教諭（３７）を免職処分とした。教諭は性的画像のやりとりについて「生徒が僕になりすまして行った」などと関与を否定している。 府教育庁によると、教諭は授業支援用アプリで、昨年７～１１月に、３年生の男女生徒１３人と私的なメッセージや写真の送信を繰り返したとしている。教諭のアカウントから、女子生徒の顔の部分に別の男子生徒の性器の写真を加工した画像が送信された記録が残っていた。本人は関与を否定したが、府教育庁は履歴情報などから教諭が行ったと認定。未成年の性的画像が含まれていたため、大阪府警交野署に相談しているという。 昨年１１月に保護者から市教委に通報があり発覚。当時の校長（４９）と教頭（５４）は問題を把握していたが、詳細な調査をしておらず、府教育庁は、校長を戒告、教頭を訓告とした。
