【衆院選】自民党・森山幹事長が和歌山県田辺市を来訪・世耕候補に苦言
自民党の森山裕幹事長が、10月17日、和歌山県田辺市上秋津で開かれた衆議院選挙・和歌山2区の自民党の新人・二階伸康候補による演説会で応援演説を行い、参議院からくら替えして和歌山2区に無所属で立候補した、新人の世耕弘成候補に苦言を呈しました。 森山幹事長は「和歌山の選挙は少しおかしくなっていないか。自民党がこんなに苦しい選挙をしている時に、政治家としての配慮があっても良かったのではないか。世耕氏は和歌山で2人しかいない参議院議員のひとりで、6年間の任期があることを承知のはずだ。どんなことがあっても任期中務めることが、政治家のあるべき姿だと思う。私は友人であるだけに、少し残念に思う」と世耕候補に苦言を呈しました。 世耕候補は自民党の参議院幹事長を務めましたが、2024年4月に自民党派閥の裏金事件で離党勧告を受けて離党しています。 和歌山2区は、自民党が公認する二階候補と、参議院議員からくら替え立候補した世耕候補による、事実上の保守分裂選挙になっていて、立憲民主党の新人・新古祐子候補と、共産党の新人・楠本文郎候補、諸派の新人・高橋秀彰候補も立候補していて、全国的に注目を集める選挙となっています。