イングランド代表主将ケイン、約5年を経て設置された自身の銅像に喜び「本当に感銘を受けた」
バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、自身の銅像設置への喜びを語った。18日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。 【画像】約5年間を経て設置されたケインの銅像 世界最高峰のストライカーとして知られるケインは、トッテナムで公式戦通算280ゴールをマークし、昨年夏に加入したバイエルンでも初年度からブンデスリーガとチャンピオンズリーグ(CL)で得点王に。2015年3月にデビューを飾ったイングランド代表でも得点源として活躍しており、国際Aマッチ102試合で挙げたゴール数は歴代最多の「68」に上る。 輝かしいキャリアを送っているケインだが、自身の銅像が幼少期を過ごしたクラブの本拠地に設置されることとなった。この銅像はケインの生まれ故郷であるウォルサム・フォレストの地方議会が2019年に7200ポンド(約140万円)で発注したが、設置場所が決まらず約5年間も保管状態に。そしてこの度、同選手がサッカーを始めたリッジウェイ・ローヴァーズの練習拠点だった『ピーター・メイ・スポーツ・センター』に設置されることが決定した。 除幕式に参加したケインは「本当に感銘を受けた。僕は5歳の時にイングランド代表でのプレーを夢見てこのピッチでプレーしていた。そして、幸運にもそれを達成することができた」とコメント。その上で「少年や少女がここを通り過ぎて、僕の旅、人生、努力の物語に刺激を受けてくれると良いと思っている。(聖地ウェンブリー・スタジアムに銅像を建てるためには)大きな大会で優勝する必要があるね」と言葉を続けた。 イングランド代表はリー・カーズリー氏の暫定体制を経て、来年からはトーマス・トゥヘル新監督がいよいよ指揮を執ることとなる。バイエルンでトゥヘル監督の指導を受けたケインは「彼は素晴らしい監督であり、再び一緒に仕事をするのが楽しみだ。彼は多くのエネルギーをもたらしてくれるだろうし、3月にはアメリカでのワールドカップに向けて集中することになるだろう。とても楽しみでワクワクするよ」と再共闘への意欲を示した。
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