「沖縄電子少女彩」から「彩Saya」に改名 再出発を記念し新アルバム 前衛的な音楽から変化、聴きやすい13曲
沖縄県出身ミュージシャンの沖縄電子少女彩が「彩Saya」に改名し、8月30日に再出発を記念してアルバム「彩:Saya」をリリースした。従来のアバンギャルド（前衛的）な音楽から風合いを変え、沖縄から得たインスピレーションを生かしつつ「聴きやすい音楽」を目指した13曲が収録されている。 【写真】アイドルグループでデビューし、ソロとなった彩さん。沖縄で大好きな場所は「崇元寺」という アルバムは自身の誕生、アイデンティティーを意識した新曲「ミレニアムベイビー」を冒頭に、先輩ミュージシャンとのコラボレーション作品が特徴。 歌三線の新垣睦美と組んだ「赤田首里殿内」やレゲエのHARIKUYAMAKUとの「てぃんさぐぬ花」、テクノのORIONBEATSとは「チュー！ ハイサイ！ ハイタイ！」で合作した。 東京に拠点を移して6年という彩。「外から見た、離れて見えてきた良さが沖縄にはある」という感覚をベースに、新境地に挑戦する考え。11月に沖縄ライブも企画している。 アルバムはレーベル「SHISA SOUND WAVE」より発売。CD価格は税込み3500円。サブスクリプションサービスで配信されている。（編集局付・上間正敦）
