かっこいい! リバプール、伝説の英雄(2)涙のクラブ愛…! どんなスターより信頼される男
長いサッカーの歴史の中で、リバプールは最も多くの人々から愛されるクラブの1つである。今回は00年代に活躍し、今なお多くのファンに愛されているリバプールの名選手たちについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
DF:ジェイミー・キャラガー(リバプール/イングランド代表) 生年月日1978年1月28日(当時26歳) 04/05シーズンリーグ戦成績:38試合0得点2アシスト リバプール リーグ戦通算508試合3得点 リバプールでの主な獲得タイトル:FAカップ(00/01、05/06)、フットボールリーグカップ(00/01、02/03、11/12)、コミュニティ・シールド(01、06)、UEFAチャンピオンズリーグ(04/05)、UEFAカップ(00/01)、UEFAスーパーカップ(01、05) ジェラードとともに2000年代のリバプールの支柱だったのがジェイミー・キャラガーだ。何十億円もの移籍金が飛び交い、年々高騰を続けていた時代に1つのクラブでのプレーに徹した英雄ともいえる存在である。 キャラガーについても基本データは04/05シーズンのものとした。センターバックとしてリーグ戦とCLの全試合に先発出場を果たして欧州制覇に大きく貢献した。 キャラガーの能力値で最も高いのは「守備力」の92となった。派手さはないものの、強靭な「フィジカル」と「メンタル」に裏打ちされた高い守備力は世界中のアタッカー達を跳ね返し続けた。 イングランド代表ではリオ・ファーディナンドとジョン・テリーというド派手な2人の影に隠れてキャップ数を38と伸ばせなかったが、リバプールの人々にとってはどんなに高額な移籍金が支払われ、どんなに名声を持つ選手よりも信頼できる男だった。