アストン・ヴィラFW1番手はワトキンス、デュランのどちら? 熾烈すぎる最前線の序列争い
今季序盤からデュラン野評価が急上昇
指揮官ウナイ・エメリにとっては嬉しくも、難しい悩みといったところだろう。今季のアストン・ヴィラでは、FWオリー・ワトキンスとジョン・デュランによる熾烈なポジション争いが展開されている。 当初はイングランド代表にも名を連ねるワトキンスが絶対の1番手だったが、今季序盤からデュランが途中出場のたびに結果を出してきた。サポーターの間でもデュランは人気者となり、次第にスタメン待望論が増えてきた印象だ。 リーグ戦直近3試合ではデュランが1トップで先発しており、ワトキンスはベンチに。2-1で勝利を収めた前節マンチェスター・シティ戦もワトキンスの出番は10分のみだった。これはワトキンスが今月10日のチャンピオンズリーグ・ライプツィヒ戦で軽い負傷を抱えたことも理由のようだが、デュランに先発するだけの力があるのもまた事実。どちらを優先すべきか、サポーターの間でも意見は分かれるか。 英『Birmingham Mail』によると、エメリは昨季からチームのエースだったワトキンスと密にコミュニケーションを取っていると明かしている。 「ワトキンスには、チームにとって重要な選手であることを伝えてある。時にはプレイするし、時には直近のゲームのようにプレイできないこともある。理由の1つはデュランが成長し、戦術の中で重要性が高まっているからだ。チーム全体としても、選手たちには戦術的な仕事を求めている。デュランはそれを理解しているし、ワトキンスもそうだ。選手たち1人1人からベストを引き出すことだ」 デュランは前節マンチェスター・シティ戦にも先発し、前半16分には先制点を奪っている。これだけの勝負強さを見せられると、何とも外しにくい。まだ同時起用のプランはないようだが、1トップを継続する場合はどちらを優先するべきか。
構成/ザ・ワールド編集部
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