オスプレイ飛行再開へ 鹿児島県「安全対策と丁寧な情報提供」国に要請
11月、墜落につながりかねない事故が起き、飛行を停止していた輸送機オスプレイについて、アメリカ軍は、追加の安全対策をとったうえで飛行を再開すると発表しました。 オスプレイをめぐっては11月、アメリカ・ニューメキシコ州の空軍基地で墜落につながりかねない事故が起き、アメリカ軍と陸上自衛隊は一時的に飛行を見合わせていました。 防衛省は21日、オスプレイについて、エンジンの出力をプロペラに伝えるギアボックスに「不具合が発生する潜在的な可能性が示唆された」とアメリカ軍から説明を受けたということです。 アメリカ海軍航空コマンドは、ギアボックスの飛行時間を点検し追加の安全対策をとったうえで飛行を再開するとし、陸上自衛隊も飛行を再開していくと発表しています。 発表を受けて鹿児島県は国に対し、安全対策と丁寧な情報提供を要請したということです。 なお、去年11月、アメリア軍のオスプレイ1機が屋久島沖で墜落し、隊員8人が死亡しています。