高齢の母と同居のため「暑くないとか関係なく冷房はつけっぱなしにして」と伝えてエアコンは常時ONです。7~9月までリビングのエアコンを1日中つけていたら電気代はいくらかかるでしょうか?
電気代は昔に比べ高くなっている?
昔に比べ、多くの人が平均気温の上昇を感じていますが、電気代が高くなっていると感じている人も多いようです。 保険の一括比較・見積もりサイト「コのほけん!」を運営するSasuke Financial Lab株式会社(東京都千代田区)が、2024年6月に全国の20~50歳の男女362名を対象に行った「夏の電気代と熱中症に関する実態・意識調査」では、約7割の人が「電気代が高くなったと感じることがある」と回答しています。 実際に電気代は高くなっているため、昔と同じ感覚で電気を使っていると、請求額に驚くことがあります。現在「全国家庭電気製品公正取引協議会」が設定する、電力料金の目安単価は1kWhあたり税込31円ですが、2022年7月22日の改定前の目安単価は27円でした。 さらに、2014年4月12日の改定前の目安単価は22円だったことを考慮すると、電力料金がだんだん高くなっていることが分かります。22円から31円の上昇は、電気代が約30%高くなるということであるため、家計にかかる負担は思った以上に大きいといえるでしょう。
熱中症に備え適切なエアコンの使用を!
夏の平均気温の上昇によりエアコンを使う頻度が増え、電気代自体も高くなっているため、夏に発生する支出は昔よりも多くなっています。 できることならエアコンの使用を控えたいものですが、熱中症の危険度も昔に比べ上がっているため、適切なエアコンの使用が必要です。扇風機やサーキュレーターと併用するなどして、上手に節約を行いましょう。 出典 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか? 国土交通省 気象庁 過去の気象データ検索 Sasuke Financial Lab株式会社 コのほけん! 夏の電気代と熱中症に関する実態・意識調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー