テレビを「時計」や「BGM」代わりに「毎日12時間」はつけっぱなしです。電気代はいくらかかってる?
「テレビを時計やBGMの代わりにしている」という家庭もあるでしょう。 普段から、テレビがついていることが当たり前になってしまっていて、電気代がいくらかかっているのかを考えることも少ないかもしれません。しかし、もしテレビをつけっぱなしにしていることで大きな電力を消費しているのであれば、改善策を考えたほうがよいでしょう。 本記事では、テレビを12時間つけっぱなしにしたときにかかる電気代と、時計やBGMの機能をほかのもので代用する方法をご紹介します。 ▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
テレビを12時間つけっぱなしにしたときの電気代は?
1時間あたりの電気代は「消費電力(ワット)÷1000×1(時間)×1キロワットアワーあたりの電気料金」で計算できます。消費電力はテレビのサイズやメーカーなどによって異なるため、まずは自分の家のテレビの消費電力を調べましょう。 例えば、133ワットの50インチのテレビを12時間つけっぱなしにしていた場合の電気代は「133ワット÷1000×12時間×30円/キロワットアワー=約48円(1キロワットアワーあたりの電気料金を30円とする)」となります。 1日12時間、テレビをつけっぱなしにする生活を続けた場合に、1ヶ月で約1440円、1年では約1万7280円の電気代がかかる計算です。
電気代が気になるならテレビをこまめに消して代替品を探すことも必要
テレビの電気代が気になるようならば、時計やBGMの代わりとして、テレビをつけっぱなしにすることはやめたほうがよいでしょう。 テレビを見ないときは消すようにして、時計やBGMの代わりになる別のものを探すことをおすすめします。例えば、時間が分かりやすいように、目に留まりやすい場所に掛け時計を設置したり、スマホで時間を確認する習慣をつけたりする方法もあります。 「音楽を聴く代わりにテレビをつけている」という人は、テレビの音の感じが好きでそうしていることもあると思いますので、ラジオを代用することも検討してみましょう。
テレビの電気代をさらに節約する方法は?
テレビの電気代をさらに節約したいときは、テレビを消すときには主電源をオフにしたり、消費電力が少なくなるように、画面の明るさを設定したりしましょう。画面がホコリで汚れていると暗く見えやすいため、こまめに掃除することも大切です。 また、画面の明るさを自動で調節してくれる明るさセンサーや、一定時間操作しないと自動で電源がオフになる無操作電源オフ機能などが、テレビに搭載されている場合は、活用することをおすすめします。