ドジャース有望株、2回で2被弾6失点の乱調 二回途中から9者連続アウト 大谷は2打席快音なし
「エンゼルス10―1ドジャース」(4日、アナハイム) ドジャースのボビー・ミラー投手が先発し、2回で6失点を喫した。 ここまで10登板、防御率7・25と苦しんでいる右腕は課題の立ち上がりで大きく崩れた。いきなり2者連続四死球と中前打で無死満塁の窮地に陥ると、4番レンドンにはカウント2―2と追い込みながら外角低め160キロをしぶとく中前へ運ばれて2失点。モニアックには初球、内角低め158キロ直球を右翼席へ運ばれる。右翼ベッツがすぐに追うのをやめた133メートル特大弾で早くも5点を失った。 二回に先頭の9番カバダスに右越え2号ソロでそこから6失点目。しかし、後続から2三振を奪うと、三回と四回はいずれも3者凡退。復調の兆しを見せている。 ミラーはメジャー1年目の昨季に11勝4敗、防御率3・76をマーク。今季は先発の柱として期待されたが、4月中旬に右肩炎症で離脱。7月には不振からマイナー落ち。8月17日からローテーションに復帰したが、前回まで3登板、1勝1敗、防御率5・74と本来の力を出し切れていない。 大谷は四回まで2打席に立って無安打。チーム全体でも2安打しか奪えず、6点を追う厳し現状を打破したいところだ。