米司会者オプラ・ウィンフリーがハリス陣営から250万ドル受け取ったと報道
今月の米大統領選で敗れた民主党・カマラ・ハリス候補の集会を主催した米人気司会者オプラ・ウィンフリーが、その報酬として100万ドル(約1億5400万円)を受け取っていたとする一部報道を本人が先日、完全否定したが、今度は米紙ニューヨーク・タイムズが17日、報酬額は2倍以上の約250万ドル(約3億8600万円)だったと伝えた。 民主党はバイデン大統領が7月に再選を断念したことで急きょ、候補に決まったハリス氏は投票日まで15週間しかなかったため、巨額の資金を投入し、急ピッチで選挙活動を展開。支出した総額は15億ドル(約2300億円)に上ったと同紙が報じた。 その一環として、ハリス陣営は民主党支持者として知られるオプラが運営するタレント事務所「ハーポ・プロダクションズ」に選挙集会の開催を依頼し、9月にミシガン州デトロイトで開催された。集会はオプラが司会を務め、メリル・ストリープやジュリア・ロバーツら多くのハリウッドセレブたちがオンラインで参加した。 オプラはインスタグラムで、自身の事務所はデトロイトの集会のために会場を確保し、ステージセットやライティング、カメラなどの機材の用意に加え、スタッフを雇い、それらの代金だけを請求したと強調。「私は個人的なギャラはもらっていないが、制作スタッフへの支払いは必要だった。それが全て」とつづった。同紙はその請求額が約250万ドルだったとしている。 同紙は、ハリス陣営が選挙運動に週平均約1億ドル(約154億円)を支出し、「レディー・ガガやビヨンセら有名人を招いたイベントの支出は効果的ではなく、ただ派手さを誇示しただけだったのではないのかと一部の民主党員が疑問視する事態を招いている」と伝えた。
東スポWEB