立憲民主党、女性で千葉県内初当選 安藤淳子氏がベテラン破る 千葉6区 【衆院選ちば2024】
立民新人の安藤淳子氏は、自民前職らとの戦いを制し、初当選を飾った。松戸市の選挙事務所に「当選確実」が伝わると、支持者とともに喜びを爆発させた。立民の女性衆院議員は千葉県内で初めて。 盛大な拍手で出迎えられた安藤氏は「政治改革をしっかり行わなければいけないとの思いをひしひしと感じている。子ども子育て支援、人への投資も全力で頑張っていく」と国政での活躍を誓った。 安藤氏は今月3日、立民の空白区だった6区での出馬を表明。1カ月に満たない短期決戦の中、少人数の陣営で選挙区を小まめに回り、子育て・教育支援、選択的夫婦別姓の導入などを主張。「政権交代で、まっとうな政治をつくる。『失われた30年』にこれ以上付き合う必要はない。1票を託して」と訴えた。 松戸市議1期、県議3期の経緯から同市全域で6区を構成する区割り変更もプラスに働いた。自民派閥裏金問題などに伴う追い風も生かして無党派層からの支持も広げ、閣僚経験者の自民ベテランに競り勝った。