石川柊太、坂本誠志郎、酒居知史…FA市場で「Cランクの人気選手」たち
安定感抜群のリリーバー
楽天のセットアッパー・酒居知史も推定年俸5600万円でCランクのため、複数球団が獲得に興味を示す可能性が。今季は49試合登板で2勝2敗26ホールド、防御率2.33。抜群の安定感に加え、プロ8年間で318試合登板と肩や肘に大きな故障がなく投げ続けているのが大きな魅力だ。 グラウンド外でもコンディションに気を配る。週刊ベースボールで移動の必需品を聞かれた際、「ネックピローですね。首は大事ですから、寝違えたり痛めたりしないようにするためです。移動で首を痛めてる人がいると『なんでつけへんの?』っていつも言うんですけど、見た目ですかね? つけない人が多いんですよ。僕は首が弱いこともあって筋がすぐに張ってしまうので、飛行機や新幹線に乗ったらすぐにつけるようにしています。本を読むときにもつけますよ。今使っているのは5代目かな。安いものを使ってみたり、大きいのは移動の荷物になって大変なので小さいものにしてみたり。試行錯誤の末に今はちょっとごつめのしっかりしたタイプに落ち着きました。もうずっとこれでいいかなと思えるものに出合えましたね」と語っている。 救援陣の層が薄い球団が獲得できれば、頼りになる存在になるだろう。楽天もブルペンを支える右腕の慰留に全力を注ぐ。来年はどの球団のユニフォームを身にまとい、マウンドに立っているか注目される。 写真=BBM
週刊ベースボール