「できる限り稼ぎたい」と学業を疎かにして、バイトのシフトを入れる高校生息子。アルバイトの上限時間など法律による規制はないのでしょうか?
学業とのバランスを保つためのポイント
高校生のアルバイトは貴重な社会経験となり、経済的な自立の第一歩ともなります。しかし、働きすぎは健康を害するだけでなく、学業に支障をきたすリスクもあるため、学校の規則や本人の生活リズムに合わせた無理のない働き方をすることが大切です。 特に高校では、アルバイトの時間に制限を設けている場合があります。例えば、学校がある日は最大で2~3時間程度まで、試験期間中はアルバイト禁止、そもそもアルバイト禁止など、校則で定められているケースも少なくありません。息子さんが在籍する学校の規則を事前に確認し、学校の方針に従うことが必要です。 さらに、アルバイトを始めたばかりの段階では、過度なシフトを入れるのは避け、体力や学業の状況に応じて徐々に勤務時間を増やすことが推奨されます。子供がアルバイトする場合は、体調や学業の状況を定期的にチェックし、無理のないペースで働けるようサポートすることが大切です。
18歳未満の労働には規制がある|バイトを始める前にあらかじめ確認しよう
高校生がアルバイトをする際には、法律や校則に従った働き方を心がけることが大切です。18歳未満の労働者には労働時間や深夜労働に関する規制があります。また、条件を満たすと有給休暇の取得も可能であるため、学業や体調管理の面でも休みを取ることができるという点も覚えておくとよいでしょう。 高校生の子供がアルバイトをする場合は適切な働き方を続けられるよう、シフトの調整や学業とのバランスを見守る姿勢が大切です。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部