菊池風磨、東京タワーでのキスに興奮「やばくない?」 “JKの初恋”儚く散る『キミとオオカミくんには騙されない』最終話
8月11日、ABEMAのオリジナル恋愛リアリティーショーの最新作『キミとオオカミくんには騙されない』が華々しく幕を開けた。 【写真】最終回…涙を流すオオカミの正体 「隣にいてくれてありがとう」 この番組の主役は、青春真っ只中の女子高生たち。彼女たちの前に現れるのは、魅力的な彼氏候補の男性陣。しかし、その中には“嘘つきオオカミくん”の存在が潜む。真実の恋と嘘の恋が入り混じるなか、女子高生たちは果たして運命の人を見つけることができるのだろうか。 『キミとオオカミくんには騙されない』では、3人のオオカミくんの正体を暴くため、視聴者による「脱落投票」が3回実施される。さらに、女性メンバーには「お守りカード」という切り札が与えられ、恋のゲームにさらなる駆け引きが加わった。今回は、いよいよ3人のオオカミの正体が明らかになった衝撃の最終話の見どころを紹介する。 最終回では、こた(吉川康太)が太陽LINEでまほち(堀口真帆)を呼び出すところからスタート。まほちを呼び出した場所に、みぃ(入江美沙希)も合流。重々しい空気でこたが話し出したと思えば、まほちの16歳の誕生日を祝うサプライズが行われた。しかし、そんな和やかな雰囲気から一変、番組は衝撃的な最終告白へと進んでいく。 最終告白では、男子メンバーがオオカミくんの着ぐるみを着用し、赤い風船を手に告白を待つ。告白を受け入れる場合は風船を渡し、オオカミくんだと判明した場合は風船を手放す。さらに今シーズンの新ルールとして、オオカミくんの役割が解除されている場合は風船が途中で停止し、カップル成立となる仕組みが導入された。 まずは着ぐるみを被ったこたの前に、みぃが現れる。みぃは「こたくんがオオカミだったとしても、オオカミじゃなかったとしても、私がこたくんを好きという気持ちは変わらない」と想いを伝えた。オオカミくんだったこたは、手紙を通じて、思い出が増えるごとにオオカミくんとしての立場に葛藤を感じながらも、真摯な想いを抱いていたことを明かした。みぃは「いい初恋になりました」と応え、スタジオは涙に包まれた。東京タワーでの最後のデートシーンに、MCの菊池風磨も「東京タワーキスやばくない?」とコメント。 続いて、そう(植村颯太)の前に現れたのは、まほちとエミリ(土方エミリ)だ。2人の思いを聞いたそうは、まほちに風船を渡し「まほちといるときが一番素でいられるというか幸せだなって感じます。気づいたら大好きになってました」と心情を明かした。まほちは「信じてよかった」とコメントしていたが、番組を通してりゅた(長嶺龍汰)、たけ(吉田剛明)、えりや(栄莉弥)、そう、と恋愛関係になりそうだった相手が全てオオカミではなかったことから、“名探偵まほち”の洞察力の高さが視聴者の間で話題となった。そうの伝説となった素手でのスイカ割りの再現など、最後にクスッと笑えるカットも。 実は事前の月LINEでのデートは、そうがエミリを呼び出し「まほちに気持ちが固まった」と伝えていた。そうの気持ちを理解しながらも、最後の告白に臨んでいたエミリは「2人が楽しくこれから過ごせたらいいなって思ってます」と語りながらも、後の個人インタビューでは「でもどこか期待しちゃってて」と涙ながらに、秘めた本心を明かした。 きゃすみる(辻加純)は「最強アベックになる準備はできています」と告白。しかし、たいり(辻野太陸)の手から、風船はみるみる離れていく。たいりは手紙を通して「俺は今正直きゃすちゃんのことが好きです」「俺の人生の歴史に最高の思い出を刻んでくれてありがとう」と想いを伝え、オオカミくんとしての立場と本心の狭間で揺れる気持ちを吐露した。 番組の新ルールを聞いた時、たいりは「ラッキーチャンス来たかも!」と解除への期待を口にしていた。これまで2人を「地元にいるよね」と楽しそうに見守ってきたMCの菊池風磨も「これが1番やばいね」「男って結局信じちゃうんだよね」と切なそうにコメント。 オオカミくん解除を賭けた最高のカップル投票では、きゃすみるとたいりが1位に選ばれたものの、解除条件の総投票数100万票には届かなかったとのこと。風船を手放した後に上を見上げるたいりと、離れていく風船を目で追うきゃすみるの姿には、解除への願いを込めた切ない思いが映し出された。 そしてあんころ(山本杏)はガクティー(田中学人)へ思いを告白するも、またも風船は空へ。「きっときつかったと思うけど、ずっとそばで支えてくれて嬉しかったです。ガクティーのこと好きになって良かったです」とあんころは最後までガクティーへの想いを伝え続けた。 ガクティーは手紙で「期待させるようなことばかり言って、最後までダメなオオカミでした、本当にごめんなさい」と心情を吐き出す。先日のデートでは、あんころから「オオカミくんですか?」と問われた際、「本当ですか?」という質問にガクティーが「わかんない」と答える場面も。「ずっと俺の隣にいてくれてありがとう」という言葉に込められた気持ちは本物だったのだろう。役割を全うしながらも複雑な感情を抱えていたガクティーは、最後に涙を見せた。 こうして今シーズンは、こた、ガクティー、たいりの3人がオオカミくんとして役割を果たし、そうとまほちの1組が晴れてカップルとなった。驚くべきは、MCの菊池風磨が最終予想で3人のオオカミくんを見事に言い当てたことだろう。番組恒例の切ない展開に加え、今回は新たに導入されたオオカミくんの役割解除という仕組みにも注目が集まった。 視聴者である“キミ”たちからは「役割解除されたカップルも見てみたかった」という声も上がり、次シーズンへの期待も高まる結末となったのではないか。こうして今シーズン、真実の恋と嘘の恋が交錯するなかで、誰もが本気で恋をした“キミとオオカミくん”の物語は幕を閉じた。
すなくじら