香港で麻薬使用後に自家用車運転してマカオ入り…事故起こし発覚、香港人の男逮捕
マカオ治安警察局は8月20日、マカオで麻薬及び向精神薬取締法の麻薬に指定されているケタミン(現地通称”K仔”)を香港で使用した後、自家用車を運転して港珠澳大橋からマカオ入りした30代無職の香港人の男を逮捕したと発表。 発覚のきっかけは交通事故。同月16日夜、マカオのコロアン島で自損事故が発生したとの通報を受けて同局の警察官が現場へ駆けつけ運転手の男に事情を聞こうとした際、男が恍惚とした表情で、顔に粉末が付着していたことから搬送先の医療機関で薬物検査を行ったところ、ケタミン陽性反応が出たという。 男は同局の調べに対し、15日に香港のナイトスポットを訪れた際にケタミンを使用した後、16日夜に自家用車を運転してマカオ入りし、コロアン島を走行中に不注意で道路脇の花壇にぶつけてしまったなどと供述。同局では、男を「不法麻薬・向精神薬使用」及び道路交通法の「麻薬・向精神薬影響下運転」の罪で検察員装置するとしたほか、男が車速をコントロールできずに交通事故を起こしたとして道路交通法の「一般原則」違反でも検挙するとした。