舞台は殺人が許された島、ゲームの世界に963時間潜入した映画「ニッツ・アイランド」公開
オンラインサバイバルゲームDayZ(デイジー)の世界に取材クルーが963時間潜入して作られたドキュメンタリー映画「ニッツ・アイランド 非人間のレポート」が、11月30日から東京のシアター・イメージフォーラムほかで公開される。 【画像】ゲームの世界に963時間潜入、映画「ニッツ・アイランド」の画像はこちらから ほぼ全編がバーチャル空間で撮影された同作の舞台は、ゲーム上に存在する架空の島。殺人が許された奇妙な世界で、フランスのクルーは時に攻撃を受けて死に、生き返りながらも遭遇したアバターたちと交流を続け、人間が持つ二面性に直面する。そして彼らが、現実と仮想世界の境界を探索する旅に出る様子も映し出されていく。 監督はエキエム・バルビエ、ギレム・コース、カンタン・レルグアルク。同作は各国で高い評価を得て、スイスで行われた国際ドキュメンタリー映画祭ヴィジョン・デュ・レールの国際批評家連盟賞をはじめとして、山形国際ドキュメンタリー映画祭2023の審査員特別賞、台湾国際ドキュメンタリー映画祭の審査員特別賞を受賞した。 「ニッツ・アイランド 非人間のレポート」は全国で順次ロードショー。配給はパンドラが担当する。