風間晋氏 救急搬送“緊急性なし”で最大1万3200円徴収に理解「医療機関はどんどん減る傾向…」
フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が4日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。緊急性がないのに救急車を利用した患者から「選定療養費」としてお金を徴収する運用が、茨城県内で12月2日から始まったことに言及した。 急を要さない救急車の利用を減らすことが目的で、「緊急性」については、搬送先の医師が判断する。県は判断のためのガイドラインを公表している。 料金は搬送先の病院によって異なり、最大で1万3200円が徴収されるケースもある。県によると、都道府県としては全国初の取り組みだという。 風間氏は「全国の医療機関はどんどん減る傾向にある、合併とかが行われたりして。数が減るということは、それだけ医療機関に行くまでの時間がかかるということ。緊急の時の態勢というものは今よりもさらに重要になっていく。だからこの救急車のサービス態勢というのは、何が何でも守らないといけない。そういう意味ではこの有力化とか、あるいは無用な呼び出しをできるだけディスカレッジ(阻止)する工夫というのはやらなければならないと思います」と自身の見解を述べた。